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特集記事 2019.10.27

紅葉登山のススメ|涸沢登山

紅葉のメッカ 涸沢に行ってきました

残暑がなかなか続いている秋でしたが、やっと本格的に涼しくなってきました。
冠雪が見られる山々も増えはじめ、KURA HOLIC ZEROのある東海圏は、これから徐々に秋が深まり、冬が訪れます。
そんな秋の行楽と言えば「紅葉」!私も先日、一足先に山の紅葉を見に行って参りました。



山の紅葉期間は非常に短く、
2000mを超える高山では9月末~10月初めの1、2週間程度しかありません。
その代り、非常に大規模で美しい紅葉を見る事が出来ます!

今回の行先は、山の紅葉と言えば最も有名と言ってもよい「涸沢」です。
涸沢とは、北アルプス穂高連峰にある、日本有数の氷河圏谷です。
かつて氷河に削り取られた椀状の地形から「涸沢カール」とも呼ばれています。



涸沢に向かうには、まず北アルプスの玄関口「上高地」を目指します。
上高地へ向かう道路はマイカー規制がされている為、
バスもしくはタクシーを使ってアクセスします。
我々は岐阜県側から向かうので、「あかんだな駐車場」に車を停め、シャトルバスで上高地へ。
バスに揺られる事およそ50分、上高地に到着。



そこから5分程歩くと、有名な「河童橋」越しに巨大な穂高連峰が出迎えてくれます。(実際は曇っていたので、穂高連峰は見えませんでしたが…)


ここまで来ただけでも結構な満足感なのですが、今日はもっと先の目的地へ。涸沢へ向かってトレッキングスタートです!

河童橋からおよそ1時間、距離にして3km程でしょうか?「明神」へ到着。
この程近くにある「明神池」は、非常に神秘的で美しい池です。
時間に余裕のある方は少しコースを逸れて、訪れてみる事をオススメします。



さらに、梓川沿いを1時間歩くと、次の休息地「徳沢園」に到着します。
緑の美しいキャンプ場と山小屋が整備されており、わざわざ歩いてキャンプだけをしに来る人もいるほど。


ここにある「みちくさ食堂」の野沢菜チャーハンは絶品です!ランチタイム限定商品ですが…。
しかし、時間はランチタイムには早い時間なので、まだまだ先を目指します。



さらに1時間、景色変化の少ない平坦なコースに飽きてきた頃、「横尾」に到着します。
槍ヶ岳、常念岳、穂高岳、様々なコースへの分岐点となる横尾では、沢山の人々が行き交います。
ハイキング気分で歩けるのはここまで!この先から本格的な登山道の始まりです。

横尾大橋を渡り、左手に巨大な屏風岩を見ながら林の中を進みます。


この巨大な屏風岩は、北アルプスの象徴的なクライミングスポット。
極稀にこの反り立つ岩壁を登るクライマーを目にする事が出来ます。(私は、見た事ありません!)
段々と高度を上げていく登山道に対し、心臓が悲鳴を上げ始めた頃、横尾谷にかかる吊り橋「本谷橋」に到着します。
すれ違う事も困難な程狭いつり橋は、渡るのにちょっと勇気が要りますが、
渡りきった先の沢沿いスペースは、道中最後の休息地。


行動食でカロリーと水分を補給し、リスタート。

本谷橋直後が、今回のルート上最大の急登ポイント。
背負っているザックが極端に重く感じ始めます。急な登りになればなる程、歩幅は狭く、多くが鉄則。
トレッキングポールを駆使し、全身を使いながら一歩一歩登っていきます。
いかに、登山慣れしていてもテント泊装備を背負っての急登は辛い…。
でも、ここまで来たら引き返すより登りきる方が早い。そう思って前に進みます…。



急登ポイントが終わったあたりから、涸沢ヒュッテが遠くに見え始めまします。
あそこまで行ったらゴール!と思うのですが、これが全然近づかない…。
さらに、この辺りから標高2100mを超えるため、酸素濃度は地上のおよそ80%!高山病との闘いです。(自分に合った適正ペースを維持すれば、問題ありませんが)

しかし、辛いばかりではありません!


紅葉を始めた木々のお出迎えです。
写真では伝わりきらないかもしれませんが、色とりどりの木々と、その規模感。もう既に感動レベル。
紅葉の感動と期待感、低酸素での息切れ、ここまで歩いてきた疲労、いろいろな感情が入り乱れながら、最後の登りへ。


そして…
ついに涸沢カールに到着です!


見てください。この大規模な紅葉!
今年は残暑が厳しく、紅葉も遅く色づきも悪い。そして、曇天というコンディションにもかかわらずこの美しさ。
これが晴れていれば、より感動は高まるでしょう!
私は、晴れた日に涸沢の紅葉を見たことがありません。
晴れた日に見たいのであれば、私と同日程で行くのはやめた方がいいでしょう!笑

涸沢に来たら、忘れてはいけないのがもう一つ。
涸沢ヒュッテ名物のおでんと生ビール!


疲れた体に温かいおでんと至福の一杯。
これのために登ってきたといっても過言ではありません!
しかし、外気温は低いためおでんはみるみる冷めていきます。温かいうちに食べきりましょう。

この日は午後から天気が下り坂の予報。
紅葉とビールを堪能したら、テント泊の受付をして、テントの設営に入ります。
涸沢のテント場はガレガレの岩場、テントを上手に張るには、多少の技術が必要です。
晴天の週末ともなれば、色とりどりのテントが1000張並んだ姿も涸沢の有名な景色。
私が行った天気の悪い平日でも、100~200張程度はいたでしょうか。



テント泊以外にも、涸沢には涸沢ヒュッテと涸沢小屋という山小屋が二つあり、山小屋に泊まる事もできます。
重い装備を背負いたくない…、テントを持っていないという方は山小屋泊がオススメです!
紅葉ピーク時はかなり混雑するため、予約必須!



予報通り夕方から雨が降り始め、翌朝雨の中テント撤収、
雨の中下山をするという登山でしたが、
残った思いは「生ビール美味かったなぁ…」…

ではなく、「それでも、この景色を見に来てよかった!」でした。

上高地から歩いて約6時間。決して楽ではありません。


それでも、見に来る価値があると思い沢山の方がここを訪れます。

そして、里山や下界の紅葉はまだまだこれからです!
KURA HOLIC ZEROのある岐阜周辺も有名な紅葉スポットが多数あります。
自然には人を癒す効果もあり、ちょっと足を延ばして山を歩いてみるのもよいと思います。
この秋は、紅葉を見に行ってみてはいかがですか?
そして、いつか涸沢登山に挑戦してみて下さい!

もっと詳しい話が聞きたい場合は、是非KURA HOLIC ZERO 竹下まで。


写真・文章 竹下

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